1月15日(月)癒しの一品 小正月の頃

早いですね~
もう1月も半分が過ぎてしまいました。
週末には大津の方でも結構雪が降りました。

小正月にはどんな事をされてますか?
この辺りでは、竹を高く組んで、書き初めの書や、松飾などを一緒に燃やします。
左義長という言い方が多いですが昔の人は「どんど焼」と言っています。

それから、今は1月第2月曜という事になってますが、1999年までは、小正月、1月15日が成人の日だったのです。 これは昔は大人になる「元服」の儀式を小正月にしていたからだと教えて貰っていました。

さてさて、そうこうしている内に庭の木々は春を迎える準備を始めています。
今年の立春は2月4日だそうです。
早く庭の手入れが始めたいですね。

そうして、待ちきれない私は、こんな物を作ってみました。

癒しの一品です!

流木に杉苔を植え付けてみました。
乾燥している苔に水をあたえると、ふわぁ~て感じで起き上がってきます。

癒される瞬間です。

1月1日(月)明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
ホームページを新しく作りました。
多くの方にSITIEMONを知って頂けたらと願っています。

慣れませんが、ブログも始めたいと思います。

日々の出来事や、樹木・石の事など、職人目線から見たお話をお伝えできればと思っています。どうか宜しくお願いします。

正月飾りを作ってみました。
作業場には、竹を始め梅もありますので、全てを自家製で作りました。
なかなかいい感じでしょう?

      

太くて緑色の美しい竹が必要ですが、なかなか売ってはいないです。

先の話になりますが、今年の年末には「手づくりお正月飾り」ワークショップしようかなと考えています。 一緒に手づくりしてみませんか?

この季節、雪で庭木が折れたなど、お困りごとがありましたら何でもご相談して下さい!

それではよいお正月をお過ごしください。

◆◆職人の知恵袋◆◆

お正月飾りによく使われる「千両」はセンリョウ科の常緑小低木です。冬に赤い実をつけ美しいのと、名前がめでたいので正月の縁起物とされています。

千両の他に「百両」「十両」というのもあるのです。
見分け方は簡単です。
千両の葉っぱだけがギザギザなのです。
では、万両と千両はどこが違うかというと、千両はセンリョウ科ですが、万両はサクラソウ科で違う植物です。
一番違うのは実の付き方です。
千両は葉の上に上向きに実が付きますが、万両は葉の下に実が下向きに付きます。
庭に良く植えられているのはだいたい万両です。

これが千両です。